さておき、息子とアスペルガー

アスペルガーの息子“ぽん太”にまつわる日々のことを綴ろうと思います

「こんな日が来るなんて」という毎日が続いています…夜中もおとなしくなった。

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夜驚症は不安でしんどかった

ポン太は、保育園の頃、よく夜中や昼寝中、

うなされているような声や

苦しんでいるような独り言を漏らしていました。

 

たまに、すごい速さで起きて歩いてきて

ブツブツ言ってウロウロして、

声をかけて寝るように促すと

またすっと布団に入って寝てしまうという・・・

夢遊病」みたいな状態も見られました。

 

 

こちらのほうが不安になったものです。

 

それを医師の診察時に聞いてみると、

「うん、アスペルガーの子はよくあるのよ、夜驚症

ということでした。

 

この言葉に、どれだけホッとしたことか。

 

そうか、よくあることなのか、と。

 

でも見ていると

どう考えても、楽しそうな状態でなく、

困っていたり、苦しんでいたりする様子で

一体どうしちゃったのか…と不安になるのですが。

 

 

過去に私が書いていた記録によると、

小学校入学直前に診察に行った時に聞いたのが以下。

相変わらず、夜間や昼寝の際、寝言や、うなされたようになったり、目が覚めて泣き叫ぶようなことがあったりするが、起きているときの状態と関連しているのか?

 

先生の回答が以下。

夜驚症は低学年のうちは続く。昼間のストレスが怖い夢になって出てくる。

 

現在小1の秋ですから、

つい最近まで、症状が続いていたことがわかります。

 

 

夜驚症もほとんどない状態が続いている

それがねえ・・・最近、ほとんどなくなったのです。

 

真夏の暑い時期は、それでも何度かバタバタと

起きている私のいる部屋まで走ってきて

何かブツブツつぶやいて、走り去っていったり

(そのまま布団に入って寝てしまったり)、

隣で寝ているときは、

バタッと上半身を起こして、何か喋ったり

上半身を起こさなくても、何かわめいたり…

そんなことがありましたね。

 

寝苦しさもあったのでしょうか。

 

それが最近ほとんど見られなくなりました。

 

 

過ぎ去ってしまえば大変なことも結構忘れてしまう

渦中にあるときは、

そんなもんだと思うのですが

やっぱりなくなってみると、

「なんと平安なことか」としみじみ思います。

 

日々、見えないうちに、

成長してるんだなあと思います。

こんなに平安な時間が続く日が来るとは

想像もしていなかったのですが・・・

 

今思えば、「暗黒時代」は、

よく生きていたなあと思います。笑

 

 

医師の言葉は予言かと思う

はじめも、今も、医師の診察時の言葉は

なんだか完全には信じられない思いでした。

リハビリテーションセンターの小児科医師は、

さばききれないほどの患者を抱えて、

子供を診察する時間は3分前後で、

あとは私が文章でまとめてきたことを

お伝えしたり、質問したりするだけでしたので。

 

「とにかく小さい頃が一番大変」

「小学校になったらだんだん楽になる」

当時は、半信半疑でしたが、

まさにそのとおりなのです。

 

 

今、渦中にある親御さんたち、

日々いっぱいいっぱいで

ヘロヘロかもしれませんが

もしかしたら

年齢とともに

だんだん平穏な日々が増えるかもしれません。