さておき、息子とアスペルガー

アスペルガーの息子“ぽん太”にまつわる日々のことを綴ろうと思います

「別に死ぬわけじゃない」ことは口出ししない。

これは、

きっと子どもをいらっしゃる親御さんなら誰しも

日々多かれ少なかれ悩んでいるのでは?

怒ってばっかり。

叱ってばっかり。

小言しか出てこない・・・

 

 

これを言わなければ、

「健康や安全に関わる」「他人を巻き込む」

的なことは、どうしても口出ししてしまいますが

(これが意外と幅広く、結局かなり該当するのですが)、

ただちに危険や迷惑がかからないことについては

なるべく放置するように心がけるようにしました。

喉元まで出かけた小言をぐっとこらえつつ。

 

こんな親で良いのだろうか?

と思いつつ、最近「積極的に」放置しているのは、

服の着方。

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裏表逆に着ているの姿のほうが多いくらいですが

「・・・(裏表逆に着てる!)(><)」

とにかく言わないようにしています。

それでなくても言うべきことが

溢れかえっていますので・・・

 

とにかく、一つでも多く、

息子に任せることを増やしたいので、

ドラム式洗濯機で乾燥まで済んだ服は

そのまま息子に渡すことが多いです。

 

すると、洗濯機に入れる時点で

裏表逆になっているものは

当然、その状態で乾燥されています。

 

この時期、ヒートテックを毎日来ていますが

ほとんど毎日裏表逆に着ています…。

さらに前後逆に着ていることも多々あり、

もう笑うしかない、みたいなことが頻発しています。

 

たまに「鏡を見ておいで」と声がけして、

裏表逆のことなどを気づかせるようにしますが

本人が「このままでいい」と言うときは

そのままそれ以上注意しません。

 

きっと学校の先生も驚いていると思います。笑

 

先日、ママ友と友だちが遊びに来た時、

「あれ?ポン太くん、服逆じゃない?」

と言われ(笑)、私はすかさず

「これで良いんだって。ね?ポン太」

と返答しました。

 

いつか、本人が自ら恥ずかしいと思えば、

きちんと裏表を確認して着替えるようになるでしょう。

 

服が裏返っていたところで、

病気になるわけでもなく、

友だちが困ることもない。

(行動をともにする友人が恥ずかしがる日が来るかもしれませんが)

 

親の私が恥ずかしいくらいです。

その程度のことなら、

本人が気づくまで放置したほうが、

良いんじゃないかと、私は思っています。