さておき、息子とアスペルガー

アスペルガーの息子“ぽん太”にまつわる日々のことを綴ろうと思います

初心に帰るときが来た! そんなに順調が続くわけがないか…

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妹(犬)ができて皆イライラ、ゲームの奴隷でさらにイライラ!

我が家に子犬を迎えて、早5ヶ月。

こちらのブログを最後に書いたのは、

なんと半年以上前!

 

いや~子犬が来るまでは、

ポン太の色々なことが順調すぎて

書こうと思うネタがあまりなく、

子犬がやってきてからは、

私が起きている時間の大半を

犬に捧げていたので全然時間がなく、

すっかりご無沙汰してしまいました…。

 

はたして問題だらけの今日このごろ。

 

いつの間にやらゲームの奴隷に

これまでもポン太は

ゲームやテレビに支配されがちでしたが

輪をかけて状況が悪化しました。

なんでなんだろうか…

 

ちなみにポン太は最近

またマイクラばかりやっています。

ポケモンとあと一つくらいソフトがありますが

最近全然やっていないですね。

 

それと並行して、

少し前までテレビに夢中だったのですが、

最近マイクラ関連の動画ばかり。

Youtubeにかじりついています。

 

ちなみに我が家のルールは明確で

 ・ゲーム1時間まで

 ・テレビ1時間まで(動画含む)

という感じです。

 

覚悟を持って飼うという言葉を信じて

コロナのおかげで外出機会が減る中、

夏頃、ポン太がテレビの影響か、

「犬を飼いたい」と言い始めました。

 

犬を飼うのがいかに大変かを

こんこんと言い聞かせたのですが

「それでも頑張るから絶対飼いたい!

と言うのです。

 

もともと一軒家に住み始めてから、

犬を飼うのもいいなあと思ったりしたのですが

実家は遠方だし、旅行好きだし、

つまり家を数日間空ける機会がままあるため、

やめておこうと常に思ってきたのでした。

 

しかし、コロナもあって全然出かけられず、

ポン太もこれからどんどん自由が効かなくなるだろうし

そんなに旅行もできなくなってくるかなあと。

さらに、我が家は徒歩数分の場所に

ペットホテルのあるショップが有るのです!

 

で、とうとうワンコを飼うことにしました。

 

が!

ワンコは可愛くても、ポン太は奴隷なので、

腹立たしいほどワンコに向き合わない…

すると、ついつい私もイライラして

声を荒げてしまったり、

言わなくていいことを言ってしまったり…。

 

犬を飼い始めたことでどんどん状況悪化

言った私も自己嫌悪。

言われたポン太も自己嫌悪。。。

ぐるぐるぐるぐる悪循環。。。

 

さらに、ポン太はワンコに対して

若干の嫉妬心を抱いている様子も。

 

今までは

自分が一番注目を浴びる対象だったのに…。

新入りの世話まで頼まれる…。

赤ちゃんが生まれた家庭と同様でしょうね。

下の子ができたときに

上の子が扱いづらくなる現象って

こんな感じかなあと思いました。

 

そして犬のお世話をしなければならないときに

「今ゲームやってるから無理!」とか

「え~今日はお散歩行きたくない」とか

「マンガ読んでるからワンちゃんと遊ぶの無理」とか

 ・・・

テメーが覚悟を持って飼うと言ったんだろうが~っ

って言っちゃいますよね。。。

(「テメー」とは言ってませんが。笑)

とにかく腹が立ち、イライラします(><)

 

しかもお迎えしてしばらくは、

本当に全然自由時間がないくらい、

私は犬のお世話ばかりしていましたので。

(特にトイレ関連!!)

 

自分の都合でぬいぐるみ感覚で遊ぶ

ワンコは自然の摂理に従って、

食べ、遊び、排泄し、眠り…を繰り返しています。

こちらの都合はお構いなしです。

まさに赤ん坊と同じ。

こちらが合わせないといけないのです。

 

しかし、ポン太は犬の都合はお構いなし。

自分が遊びたいときに、

ぬいぐるみを扱うように遊ぼうとします。

 

これがまたゲームを終えて、

お風呂に行かなければならないときとか、

片付けなければならないみたいなときに、

「ワンちゃ~ん♪」と遊び始める。

しかも足を捕まえて引き寄せて、

変な格好で抱っこしようとしたり、

とにかく見ていて危なっかしすぎて

ついつい声を荒げたくなるのです(><)

「ポン太!!!(怒)」

 

はああ・・・

 

最後の診察で釘を差された

ポン太が保育園の頃から通っていた病院は

発達障害の子たちを見きれないくらい抱えていて、

一度診察を受けると、次が8ヶ月後とか、

そういう状態でした。

本当に切羽詰まっている人たちは、

大変だろうなあと思います。

 

療育施設で会ったママさんたちはたいてい、

「小学校になったら『卒業』言い渡されるよ」

「別の病院探さないとダメなんだよね」

と口々に言っていました。

 

そんな中、ポン太は小学校に入学しても

「卒業」を言い渡されず、

2年生の現在までに3回受診できました。

 

2年生の秋の受診で

順調な近況を伝えたところ言われました。

「平気そうに見えてもまだ早い。

 “否定語使わない” “怒らない”を

 小さい頃同様、続けたほうがいい。

 それが思春期に影響してくるから」と。

・・・釘を差されました。

え~まだですか・・・(T_T)

 

そして、最後に「今回で終わりね」と。

他の病院をいくつか紹介していただきました…。

正直、保育園のときとは

別人レベルで問題がなくなってきていたので、

たしかに切羽詰まって相談したいこともなく、

悲壮感みたいなものもなくなってはいたのですが。

終りとなると、なんだか不安・・・。

 

でも大事なことは言い渡されました。

否定語を使わない。

怒らない。

 

「ウワサの保護者会」を見て反省

そんなイライラもやもやを抱え続けていた先日、

溜まっていた録画のNHKウワサの保護者会」の中に

子どもに伝わる叱り方」というタイトル発見。

さっそく見てみたのですが参考になることばかり。

 

基本的には

今までに知識として知っていることばかりだし、

試行錯誤しつつチャレンジしてきたことばかり。

 

それでも子どもの意見を聞いてみると、

そうだよな~ごめんね・・・としみじみ。

 

 たとえば、伝わる叱り方をしたいなら、

まずは①の言い分を聞くとき、

「共感」することが重要ということです。

 

これは私も病院の先生に聞いてきたことです。

まあしかしこれは、子供相手の場合に限らず、

誰に対しても同じだよなあと思うのです。

 

共感してくれた相手の話は、受け入れやすいのです。

 

常に「頭ごなし」的な応対になっていた今日この頃。

反省しきりでございます。

 

その他のこの事例だと、

褒めることでやる気がアップ!

(親の期待を調整すれば褒めることも増える)

・自分で決めたことは頑張れる!

(指示されたり怒られたりは、やる気ダウン)

ということが紹介されていました。

 

そうだそうだ!

これが私の求めていたことだ!!

 

そうは言っても簡単じゃあございません

 頭でわかっていても

人間そう簡単に行動に移せるもんじゃないですよね…

 

久しぶりに

「できたらシール」「シール溜まったらご褒美」作戦

などなど開始しつつ、

ポン太に文句を言われつつ、喧嘩しつつ・・・

少しはマシになったかなあと。

日々1センチくらいは前進したいものですね。