さておき、息子とアスペルガー

アスペルガーの息子“ぽん太”にまつわる日々のことを綴ろうと思います

お小遣いで、自己肯定感が育つし、「〇〇買って~」問題から開放されます。

インフルエンザやら、

副鼻腔炎やらで気力ゼロの日が続き

すっかりご無沙汰しておりました・・・

 

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さて。

みなさんは、お子さんの小遣い、

あげていますか?

 

ウチはポン太が小学校入学のタイミングで

お小遣いを開始することにしました。

 

 

それは、保育園の頃に、

おやつ買って~とか

ジュース買って~とか

ガチャポンやりたい!!とか・・・

言われるたびにもや~っとしていたから

ということもあります。

 

要は、子供と価値観が違うんですよね。

単純に彼の欲しい物を否定することは

親の価値観の押しつけのようにも感じて

それが気になっていたのです。

 

 

読んだ本

いつかは向き合わねばならないお小遣い問題。

そこで本を2冊買って読んでみました。

 

 

はじめに出会ったのは

『お金のしつけ』の方だったように思いますが

実用性という面で

子どもにおこづかいをあげよう!

のほうが気に入りました。

(ただ、もはや中古しか入手できないようです。涙)

 

ただ、それぞれの本で言ってることは

比較的似てるかなあと思います。

 

で、『 子どもにおこづかいをあげよう!

の内容に沿って

お小遣いを設定して、あげています。

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この本が良かったポイント。

・いくら上げれば良いのかを考えやすい。

・自活する頃にお金の管理ができるようになっていることを目標としている。

 

「家の仕事」をする前提でのお小遣い

「お金がもらえないと、手伝わない」

ということになるんじゃないかと

内心不安に思っていました・・・・

まったくないとは言えません。笑

でもイヤイヤながらも

頼めばまあまあやるというのは

お小遣いをあげていなくても同じでは?

いかがでしょうか?

 

「自分の仕事」という感覚は

身についてきていると思います。

自分が責任をもってやるべき仕事がある。

それが自己肯定感の

基盤になっているようにも感じます。

 

買うかどうかは自分で決定する

これが大きい。

お小遣いは、週1であげています。

 

毎週あげるのが良いということも

本にならってのことですが、

実際、大変面倒です。

でも、まだ6歳なので、やはり

間隔が短いほうが安全だと感じます。

 

自由に使えるお金は、毎週50円。

私としては多い気もしますが・・・。

とりあえず、毎週末に好きなジュースが

買えるほどの額にしないよう気をつけました。

 

ところが、

お小遣いを始めた頃、

やっぱり習い事の帰りに

自販機で買ってしまったんですね・・・笑

3週くらい貯めないと、買えないのに、

130円くらいのジュースを買ってしまった。

 

そうしたら、帰ってから泣いてるわけです。

「もうお金が残ってない!嫌や~~~!」

なくなるのは当たり前です。

買う前にも聞きました。

「こんなに高いジュース買ったら

すぐお金無くなるけど良いの?」と。

・・・

 

そんなことが2回ほどありました。笑

以後、一度も自販機でジュースを買っていません。

「ジュースなんか買ったらお金なくなるから

絶対に買わへん。もったいない」

と言うほどになりました。

 

お小遣いを始めて8ヶ月。

1,000円ほど溜まった「自由に使えるお金」を

この前は、ガチャポンに使っていました。

満足そうでしたね~

こちらも別段文句はありません!

 

「自分の裁量の幅が広がる」

これがお小遣いの醍醐味の一つです。

 

「〇〇買って~」と言わなくなった

子どもにおこづかいをあげよう! 』では

最終的には子どもが使うお金のほとんどを

子ども自身が「支払う」という形を

良しとしています。

 

なので、文房具も当然こどもが支払います。

まあ支払うと言っても

親からもらったお金で出すのですから

親が払ってるのと同じと言えば同じですが、

やっぱり気持ちが違ってくると思うのです。

 

お小遣いを渡す時に

3つの「貯金箱」に分けて入れていて

「文房具などの必要なものを買うお金」は

その一つ。

 

ノートがなくなれば、自分で買いますし

鉛筆が欲しければそれも自分で買います。

そうすると文房具も大事にしますよね。

 

文房具の販売収益が、

社会福祉団体の支援になるようなイベントが

毎年小学校であるようで、

ポン太も学校からもらってきた一覧表を見ながら

欲しい物を考えていました。

もちろん、そのお金はお小遣いから出させましたが、

別段、文句もありませんでした。

 

 

とにかく「何かを買って」と言われることが

ほとんどなくなったのは非常に親としてラク

ということは

子どもだって、変におねだりするストレスから

開放されるわけです。

買いたいモノは「頑張れば買える」という体験を

積み重ねていることも

非常にプラスになっていると思います。

 

お金を数えるのが趣味?!

もともと数字が大好きなポン太。

人生ゲームで遊ぶようになってからなおさら

お金集めが大好きになっています・・・

そんなわけで、

貯金箱を頻繁に持ってきては

中身を出して並べて数えるというのが

大いなる楽しみのようです。。。

これにはウンザリしますけどね。

 

もうすぐ2年生になる現在、

以前よりマシになってます。。。

 

お小遣いをあげよう!

「子どもの仕事」をチェックしながら

毎週お小遣いをあげるというのは、

結構面倒なことです。

 

それでもその大変さ以上に、

メリットのほうが大きかったと思っています。

 

お小遣いは5歳開始を目安にしていいと

書いてありました。

 

まだ、お小遣いをあげてない方、

ぜひ前向きに検討してみてくださいね!