「泣いてる子が一番かわいそう」・・・これって共感能力?!
いつの間に
そんな「共感能力」を身につけたのか。
他人の立場で
ものを考えられるようになってきたのか?
・・・
昨夜、ポン太は久しぶりに大泣きしました。
というか、私が泣かせたのかな?苦笑
(今思えば半分は眠かったのかも)
だいたい泣く理由は些細なことなんですが
大泣きになるのは最近では珍しい。
要はお風呂に入るのが遅くなり、
お風呂で遊ぶ時間がほとんどなくなったことが
嫌で悲しくてムカついた、ということですが、
お風呂に入るのが遅くなったのは
「お母さんのせいだ!」という主張。
自分勝手な論理でせまってくる訳です。
(たまに子どもなりに一生懸命考えてるな、
と思うこともありますけどね♪)
大声で泣きつつ言ってたのは以下。
「〇〇が××だったら、お母さんはどんな気持ち?」
「〇〇が××だったから、ポン太はめっちゃ嫌な気持ちになってるの!!わかる?わからんの??」
「泣いてる子が一番可愛そうや(この場合、ポン太)」
学校での出来事を話してくれました。
・・・
今日はA子ちゃんが泣いていた。
ピアニカがひけなくて。
家で練習してこなかったから、
先生が怒ってたと思う。
それで給食食べるのも遅くなって。
それでポン太もめっちゃ嫌な気持ちになった。
泣いてる子が一番可愛そうや。
・・・
というような内容でした。
アスペルガーの子は、共感能力が低く、
医師によると、
「定形発達の子のように『自然に人の気持ちがわかる』のに近づくのは中学生になってからかな」
「『〇〇の立場に立って考える』というのが非常に苦手」
とのことでした。
これが私にとってどれだけショックだったか…。
たしかに保育園の頃は、
「こんなことしたら〇〇君が困るでしょ」
というのは到底わかりっこないように見えました。
なので、そういう一般的な諭し方はせずに
「△△のときは、■■しない」とうい標語形式で
世の中のマナーやルールを教えてきました。
医師にもそうやるのが良いと言われたので。
でも・・・
最近、この子は「他人の立場で考える」ことが
できるようになってきたのでは?!
と思うことが多々あり、
嬉しい反面、若干混乱もしています。
改めて、この子はアスペルガーなんだろうか?と。
保育園の頃のポン太の様子はそれはそれは酷くて、
突然周りの子どもを叩いたり、
という話もしょっちゅう園の先生から聞きました。
「人の気持ちもわからない」なんて
一体どうやって生きていけるんだろう?!
と、絶望感にさいなまれる日々でした。
それが今では・・・
かつての凶暴な様子が嘘のようで・・・
「世界」が安全で、安心できる場所だと
思えるようになってきたということなのかなあ・・・
それで、何か彼の中で大転換が起こったのか・・・
???
とりあえず、良い変化。良い兆しです。
もうすぐ1年生も終わります・・・