「スモールステップ」術。使えます!「行きたくない」「辞めたい」にも効くかも。
「10分いて嫌なら帰ろう」と伝えて送り出す
それはもう壮絶な時期があり
大変な時期(3歳前後がピークだったか…)には
とにかく私も必死に「勉強」。
とても役立つ戦法の一つが、
「スモールステップ」でした。
(↓過去記事はこちら)
あんなに嫌がっていたのに、笑顔で帰宅
ポン太は現在、
2か所の放課後デイに通っていますが
友達とトラブルをおこして帰ってくることがあり
そんな日は「明日は行かない!」などと
泣きわめいていたりしていました。
そんなときは、少し落ち着いてから
何があったのかゆっくり聞きます。
「そうか、それは嫌だったね」と。
なるべく刺激しないように。
まずはさらっと。
夕食を済ませ、お風呂に入る頃には
だいぶ気持ちが切り替わっていることが多く、
ご機嫌になっていることもあるので
最近はお風呂の時間に
ちょっと込み入った話を聞き出すことが多いです。
それでも「もう絶対〇〇やめる!」と言ったり。
(※「〇〇」は放課後デイの名前)
結局、翌朝行きたがらないことがあっても
「じゃあ、今日だけ行ってみよう。
行ってみてダメなら、やめよう。
先生にも相談しておくから」
と言って、送り出します。
すると「今日だけやで!!」と
怒って出掛けることもあるのですが・・・
帰宅するときには、にこにこして足取りも軽く
「めっちゃ楽しかった~!」ということも多々。
「やめなくて良かったやん!」と私が言うと
「うん♪」・・・単純・・・。
本気でやめることも視野に入れながら
もちろん、実際友だちとの関係がこじれて
ストレスを何日も抱えていた時期もあり
何度も先生にも相談して、状況を共有したり
場合によっては、
別の事業所に行くことも視野に入れながら
様子を見ていましたが
今はどちらの放課後デイも楽しそうに通っています。
小学校に入学したばかりの頃は、
土曜日の放課後デイに
「行きたくない」と言うこともしばしばありました。
だいたい結果は「楽しかった」ということが多いので
一応送り出す方向に持っていきます。
「お昼前に一度電話するから、帰りたかったら言って」と。
しぶしぶ出かけていくこともあるのですが
結局、それで迎えに行ったことは一度もありません…。
電話すると「帰らなくて良いそうですよ」 と
先生に言われておしまい。笑
まとめ
行きしぶりには、「とりあえず、【今日だけ】【1時間だけ】【10分だけ】行ってみよう!」と、本人が納得するところまで譲歩して、まず送り出してみましょう。
意外とうまくいくかもしれません。
スモールステップ、今でも十分に使えます。