さておき、息子とアスペルガー

アスペルガーの息子“ぽん太”にまつわる日々のことを綴ろうと思います

「スモールステップ」術。使えます!「行きたくない」「辞めたい」にも効くかも。

f:id:sawacoco:20191128145310j:plain「10分いて嫌なら帰ろう」と伝えて送り出す

それはもう壮絶な時期があり

大変な時期(3歳前後がピークだったか…)には

とにかく私も必死に「勉強」。

 

とても役立つ戦法の一つが、

「スモールステップ」でした。

(↓過去記事はこちら)

pyonco.hatenablog.com

 

あんなに嫌がっていたのに、笑顔で帰宅

ポン太は現在、

2か所の放課後デイに通っていますが

友達とトラブルをおこして帰ってくることがあり

そんな日は「明日は行かない!」などと

泣きわめいていたりしていました。

 

そんなときは、少し落ち着いてから

何があったのかゆっくり聞きます。

「そうか、それは嫌だったね」と。

なるべく刺激しないように。

まずはさらっと。

 

夕食を済ませ、お風呂に入る頃には

だいぶ気持ちが切り替わっていることが多く、

ご機嫌になっていることもあるので

最近はお風呂の時間に

ちょっと込み入った話を聞き出すことが多いです。

 

それでも「もう絶対〇〇やめる!」と言ったり。

(※「〇〇」は放課後デイの名前)

 

結局、翌朝行きたがらないことがあっても

じゃあ、今日だけ行ってみよう。

行ってみてダメなら、やめよう。

先生にも相談しておくから」

と言って、送り出します。

すると「今日だけやで!!」と

怒って出掛けることもあるのですが・・・

 

帰宅するときには、にこにこして足取りも軽く

「めっちゃ楽しかった~!」ということも多々。

「やめなくて良かったやん!」と私が言うと

「うん♪」・・・単純・・・。

 

本気でやめることも視野に入れながら

もちろん、実際友だちとの関係がこじれて

ストレスを何日も抱えていた時期もあり

何度も先生にも相談して、状況を共有したり

場合によっては、

別の事業所に行くことも視野に入れながら

様子を見ていましたが

今はどちらの放課後デイも楽しそうに通っています。

 

小学校に入学したばかりの頃は、

土曜日の放課後デイに

「行きたくない」と言うこともしばしばありました。

 

だいたい結果は「楽しかった」ということが多いので

一応送り出す方向に持っていきます。

お昼前に一度電話するから、帰りたかったら言ってと。

しぶしぶ出かけていくこともあるのですが

結局、それで迎えに行ったことは一度もありません…。

電話すると「帰らなくて良いそうですよ」 と

先生に言われておしまい。笑

 

まとめ 

 行きしぶりには、「とりあえず、【今日だけ】【1時間だけ】【10分だけ】行ってみよう!」と、本人が納得するところまで譲歩して、まず送り出してみましょう。

意外とうまくいくかもしれません。

スモールステップ、今でも十分に使えます。